悪夢の遊園地 第二章

ホラー





悪夢の遊園地 第一章


悪夢の遊園地 第二章

アリスたちは、ファンタジーランドが子供たちの魂を奪うために作られた場所だということを知った。

そんな…

アリスは言葉を失った。

まさか、楽しい思い出がたくさん詰まったこの場所が、そんな恐ろしい場所だったなんて。

アリスは、遊園地の奥にそびえ立つ、大きな城を見上げた。

きっと、あの城の中に、秘密があるんだ

アリスは友人たちに言った。

みんな、一緒に行こう

アリスたちは、勇気を振り絞って城へと向かった。

城の中は、薄暗く、不気味な雰囲気が漂っていた。

アリスたちは、城の中を探索した。

そして、ついに、アリスたちは秘密の部屋を見つけた。

部屋の中には、たくさんの写真が飾られていた。

それは、かつてファンタジーランドで遊んでいた子供たちの写真だった。

しかし、よく見ると、写真に写っている子供たちの顔は、皆一様に青ざめていた。

そして、写真の隅には、小さな文字で名前が書かれていた。

アリスは、その中の一枚の写真に釘付けになった。

それは、幼い頃のアリスの写真だった。

写真に写っているアリスの顔は、やはり青ざめていた。

そして、写真の隅には、「アリス」と書かれていた。

アリスは背筋が凍り付いた。

どうして…

アリスは混乱した。

なぜ、自分の写真がここにあるのか。

なぜ、自分の顔が青ざめているのか。

アリスは、写真の裏側に何か書いてあることに気づいた。

裏側には、こう書かれていた。

「ファンタジーランドは、子供たちの魂を奪う場所」

「アリスも、いずれは魂を奪われる」

アリスは恐怖に駆られた。

自分も、いずれは魂を奪われてしまうのだろうか。

アリスは友人たちに言った。

ここから早く出よう!

アリスたちは、急いで城を飛び出した。

しかし、アリスたちの前に、顔のない男が現れた。

男は、アリスたちに向かって手を伸ばした。

アリスたちは悲鳴を上げた。

男の手が、アリスに触れようとしたその時、

アリスの体から、光が溢れ出した。

光は男を包み込み、そして消えた。

男は、跡形もなく消え去った。

アリスたちは、何が起こったのかわからなかった。

ただ、アリスの体から光が溢れ出し、男が消えたことだけは、

はっきりと覚えていた。

第二章 完


悪夢の遊園地 第三章

コメント

タイトルとURLをコピーしました